2019.09.10
人間関係を変えて
売上を上げる方法 Vol.1264
チームビルディングで
人間関係を変えて売上を上げる!
組織づくりコンサルタントの
初瀬川です。
先日
クライアントさんの
理念づくりのお手伝いを
させていただきました。
これは私の主観ですけど、
理念って
自分一人で作るのって
本当に難しいな~と思うんです。
なぜか?
自分だけでは
自分が大切にしているものに
気づけないから。
これは
サポートする立場になって
わかったことですけど、
クライアントが大事にしていることって
会話の節々に現れます。
例えば
これからの会社の展望や
今までの苦労話やうれしかったこと等の
話を聞いていると
その人が大事にしていることって
何回もでてくるんですよね・・・・
おそらく
そういった
自分では気づいていない
当たり前のようにでてくる言葉が
理念をつくる時に
必要な言葉なんだと
私は思います。
さて、
今回クライアントさんと
話をしていてなるほどな~と
感じたことがあります。
それは
ただ与えられた仕事をするだけでは
技術の向上が遅いという話です。
建設業でよくある
ジョイントベンチャー形式で
仕事が行われる場合、
お客さんから
仕事を依頼された工務店がいて
そこから下請け業者、
孫請け業者といった感じで
分業していくスタイルです。
建設の仕事って
多岐にわたるので、
一つの会社ですべての仕事を行うのは
難しいために、このような分業スタイルが
メインになっています。
特に大きな建物を創る場合は
ジョイントベンチャーが
主流となっています。
このスタイルは
お互いの足りない部分を
補えるので、いい点も多いのですが、
デメリットもあります。
例えば
与えられた仕事だけをこなせばいいので
他の業者間での意思疎通が
難しいというところです。
自分に与えられた仕事だけ
完了させればOK。
あとの部分は
次に仕事をやる業者が考えるだろう、
現場監督が考えるだろうという
責任転嫁をする風土、
いわゆる「他責」になりやすい。
他にも
下請け業者や孫請け業者の場合、
エンドユーザー(お客様)とは直接に関わらないから
例えばお客様から感謝の言葉を
もらえることがない。
誰かに感謝されると
人は嬉しいという感情になります。
その感情により
もっとがんばろうとモチベーションが
あがります。
これは
サービス業であれば
よくある光景なのですが、
ジョイントベンチャーがメインの
建設業の場合、
お客様と直接かかわることがないわけです。
そうなると
どんなことが起きるかというと・・・・
仕事をやる意味がわからなくなる。
与えられたことだけやればいい状態になる。
※ほかの人のことは考えなくなる。
やる意味がわからないので
愚痴や不満が多くなる。
こんな状態に
なりやすくなります。
つまり
自分が仕事を行うことで
誰が喜んでくれるのか?
自分は
何のために仕事をしているのか?
自分が仕事をする意味が
感じられない、
見いだせないから
やる気もなくなり、
愚痴や不満がでてくるようになります。
こういった状態では
仕事の技術の上達も遅いそうです。
まあ、
ここまでのことを
みてくればそうなっちゃうのも
わかります。
知識やスキルは
一定レベルまでは誰でも習得できますが、
それ以上のレベルになるためには
自分で工夫することが
必要になります。
その場その場で
クライアントが使っている姿を思い浮かべ、
どうすれば
よりいいものがつくれるか?
こう考えて工夫することで
知識やスキルがあがっていきます。
これを
感じてもらうためには
例えば
使ってもらう人のことを
考えながら仕事に
取り組んでもらうよう言い続ける。
実際に直接
クライアントと関われる仕事を
受けるようにする。
仕事の風景を
一般人に見てもらえるような
仕掛けや仕組みをつくる。
打ち合わせには
営業マンだけじゃなく
職人も同席する。
等々・・・・
考えると
いろいろでてきます。
あ、
私は業界のことはわからないので
なんとなくで言っています
ただ、
できるできないで考えてしまうと
貧弱なアイデアしかでてこないので
まずはできるできないは置いておいて
考えることは大切ですね。
ちょっと脱線しましたが、
社員の働く意欲や
技術力アップを考えていくうえで
なぜ、この仕事をやるのか?
今の仕事に
どんな意味があるのか?
こういった
仕事の「意味付け」を
どのようにして感じてもらうか?
ここを
考えていくことは
とても重要なことです。
ご参考までに
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