2019.05.16
人間関係を変えて
売上を上げる方法 Vol.1193
チームビルディングで
人間関係を変えて売上を上げる!
組織づくりコンサルタントの
初瀬川です。
出来事の下には
何が隠れている・・・・?
今日はそんな話です。
今週は
クライアントの
コンサルティングを
何件か行いました。
クライアントは
今、会社で起こっている「出来事」を
相談してきます。
そして
出来事の下には
必ずこういったものが
隠されています。
出来事
↓
パターン
↓
構造
↓
メンタルモデル
この考え方は
システム思考という
理論の中の「氷山モデル」という
考え方です。
「出来事」は、
そこにいたる「パターン」上に
起こるものであり、
そのパターンは
「構造」によって生み出され、
その構造は
そこにいる人たちの
「メンタルモデル」によって
作られている。
こういう考え方をするのが
氷山モデル思考です。
一番下のメンタルモデルとは
その人の持っている「前提」
のことです。
例えば
○○はこういうものだ!
○○するのは当たり前だ!
といったものが「前提」です。
自分なりの前提によって
物事を解釈し、何を行うかを決定している。
これが
メンタルモデル。
私は
この「氷山モデル」思考を
意識しつつ、コンサルティングを
行っています。
ここで特に大事なのが、
人の「メンタルモデル」は
他人では変えられない
ということです。
メンタルモデルは
その人のもつ「前提」
前提を構築するに至るまでには
その人の価値観や想い、信念と
いったものが含まれています。
そういった
人のもつ「前提」を変えることは
他人にはできません。
自らが
自分のもつ「前提」を変えようと
感じたときにしか、これは変わりません。
難しい話になってますが、
これは日常で起こることでも
よくあることです。
自分は悪くない・・・・
悪いのは、相手だ!
だから
変わるのは相手だ!
こんなやり取り。
つまり
相手を変えようとしている状態。
この状態では
起きている出来事は
解決しません。
なぜなら
人の気持ちは
他者には変えられないからです。
ちょっと
話が脱線してしまいがちですが
だから
コンサルティングを行うときには
氷山モデルの中の「構造」の
部分を変える意識をもって
関わっています。
構造とは
出来事、パターンを引き起こしている
「枠組み」というとわかりやすいかな。
組織で考えるならば
その組織の組織図や形態、
仕事の内容ややり方といった
様々な「枠組み」が
あてはまります。
「構造」には
人の前提や信念は介入しません。
だから
「変える」ことができます。
「構造」が変われば
出来事やパターンも変わり、
構造の下にある、人のメンタルモデルも
結果として変わります。
「変えられないもの」に
アプローチするのではなく、
「変えられるもの」に
アプローチする。
これは
どんなことにも
あてはまります。
今の組織で起こっている問題
そこには
いつも起こる「パターン」があり、
パターンを引き起こしている
「構造」があります。
そして
「構造」の下には
人それぞれの「メンタルモデル」が
存在しているのですが、
問題解決をおこなうときには
この「メンタルモデル」に
アプローチしてしまっている
ことがとても多いです。
例えば、
組織のコミュニケーションがない・・・・
(出来事)
だから
コミュニケーションの研修や教育を行う。
(人それぞれのメンタルモデルを変える)
こんな感じで
「構造」をすっ飛ばしている感じです。
これでは
いくら優れた研修や教育をしても
結局元にもどってしまいます。
今の出来事が起きている
「構造」は何なのか・・・・?
まずは
「構造」を変える取り組みを
行うことが結果として
そこにいる人の「前提」を変え、
「出来事」が変わります。
「変えられないもの」に
アプローチするのではなく、
「変えられるもの」にアプローチする。
さて、
あなたの組織の今抱えている問題・・・・
それは
どういう「構造」が生み出していますか?
ご参考までに
会社名 | 福井社労士事務所 |
---|---|
住所 | 〒910-0017 福井県福井市文京6丁目24-23 詩季店舗2階 |
営業時間 | 10:00〜18:00 |
定休日 | 土・日・祝日 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |