人間関係を変えて

売上を上げる方法　　　Vol.８６２

 

 

チームビルディングで

人間関係を変えて売上を上げる！

組織づくりコンサルタントの初瀬川です。

 

 

 

税金を支払いたくないから

決算期に経費を使うのは正解なのか！？

 

 

今日は

会社のキャッシュフローの話です。

 

 

 

先日

ある経営者の方と

労務相談をしていた時の話です。

 

 

 

 

 

 

 

労務相談を

していたのですが、

いつの間にか

税金の話になっていました

 

 

 

ただ・・・・・

 

 

この話には

まだ先があります。

 

 

 

 

 

 

え・・・・？

 

 

 

この話を聞いて

 

ちょっと私からも

聞いてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ

よくある話です。

 

 

 

決算期に

利益がでることがわかり

あわてて経費を増やす。

 

 

確かに

経費が増えれば

税金は減ります。

 

 

だけど

ここで考えないと

いけないことがあります。

 

 

 

それは

手元に残るキャッシュは

減ってしまうということです。

 

 

例えば

 

1000万円の利益が見込まれ

300万円の税金を

決算期に支払うことがわかったと

しましょう。

 

 

※税率は30％とざっくり設定しています。

 

 

 

300万円も

税金を払うの嫌だから

 

 

1000万円の利益のうち

500万円分、

消耗品や従業員への賞与に

使ったとします。

 

 

そうすると

支払う税金はいくらに

なるのか？

 

 

と

いうことなんですが、

500万円経費を増やしたことで

 

1000万円ー500万円で

 

結果

500万円の利益が残ります。

 

 

これに税率30％をかけると

 

500万円×30％＝150万円

 

 

支払う税金は

150万円に減ります。

 

 

 

ここまでは

いいでしょうか。

 

 

じゃあ、

決算期に支払うお金は

どのくらいなるのか？

 

ということですが、

 

 

税金は150万円

 

＋

 

決算期に使った

もろもろの経費や賞与　500万円

 

 

結果

650万円の現預金が

決算期に手元からなくなってしまう

ことになります。

 

 

もともとは

300万円の税金を

支払えばよかったのが、

 

いつの間にか

650万円もの支払いを

することになってしまいました

 

 

ということは

結果として

手元の現預金が350万円

減ってしまうということです。

 

 

 

 

 

 

 

手元に

資金があり、

お金に余力があるのなら

これでも問題ないかも

しれません。

 

 

 

だけど

税金を払うのが嫌だからと

あれやこれやと

後先考えずにお金を

使ってしまうと、後で

痛い目をみるかもしれません。

 

 

 

目の前の

現実だけにとらわれずに

事業全体を

俯瞰(フカン)して見る！

 

 

 

資金を残したほうがいいのか？

 

 

資金を使っても問題ないのか？

 

 

事業全体の

視点で考えてみる。

 

 

 

こういった視点で

考えることで、無駄な支出を

抑えることができます。

 

 

 

今日書いたことは

知ってる人には当たり前の

ことなんです。

 

 

だけど

 

 

この仕組みを知らない

経営者が大勢いることも事実です。

 

 

 

決算期に

税金対策になりますから

この保険にはいりませんか？

 

 

利益でているなら

何か買ったほうがいいですよ、

なので

社長、これ買いませんか？

 

 

 

こんな甘い言葉に

ひっかかっていませんか？

 

 

 

 

なんだかんだいって

進めてくる人たちも

自分のビジネスが一番なんです。

 

 

もちろん

そうじゃない人もいます。

 

 

 

だけど

会社の全体像から

提案をしてくれる人は

まだまだ少ないです。

 

 

それは

提案する人自身、

財務のことがよくわかっていない

ケースが多いからです。

 

 

 

だからこそ

 

自分の身は

自分で守るしかありません。

 

 

 

 

 

そのためには

 

経営者として

会社のお金の流れについて

最低限は学ばないといけません。

 

 

 

そこで

私のおススメとしては

この本です。

 

 

 

 

超★ドンブリ経営のすすめ

 

著　和仁　達也氏

 

 

数字が苦手な人でも

会社のお金の流れの

本質をわかりやすく学べる本です。

 

 

これから

事業を大きくしていきたい！

 

 

もっと

いい会社にしていきたい！

 

 

従業員にも

満足して働いてもらえる

環境を作りたい！

 

 

こういう人こそ

ぜひ読んでみてください。

 

 

 

数字は

税理士に任せているから・・・・・

 

 

 

これは危険です！

 

 

 

自分の身は

自分で守っていきましょう！

 

 

 

 

ご参考までに

 

 

 

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