『事業承継後の悩みを人事で解決!100社が成功したSSR理論とは?』
チームで売上アップさせる 仕組み専門家 初瀬川 達郎

何かを変える時には、社長が社員全員に向き合うことが必要です!

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人間関係と

ビジネスモデルに

革新を生みだす方法  Vol.667

 

 

 

福井で唯一

人間関係とビジネスモデルに

革新を生み出す

社会保険労務士!

 

 

 

 

労働条件を

変えたいんですが、

 

その時に

社員全員の同意が必要なんですか?

 

 

 

先日、

こんなご質問をいただきました。

 

 

 

社員の労働条件が

下がるような場合、

 

これを

労働条件の不利益変更といいます。

 

 

 

基本的には

労働条件は下げることが

できません。

 

 

とはいえ、

経営状況は

常に変化し続けています。

 

 

 

以前は好調だったが、

今は厳しい・・・・・

 

 

 

長く会社が続けば

こういったことは

当然起きます。

 

 

そんな時は

賃金をはじめとする労働条件を

変更しないといけないことも

あります。

 

 

 

こういった場合には

就業規則を変更し、

労働条件を下げるという

不利益変更も一定の場合には

認められています。

 

 

その一定の場合というのが

下記の条件を

満たした場合です。

 
①社員全員の同意を得られる場合

 

 

②社員全員の同意が

得られない場合でも、

その変更が合理的なものである場合

 

 

 

①の場合は

社員が労働条件の変更に

同意しているのでわかります。

 

 

②の場合は

反対する人がいても

合理的な変更ならいいと・・・・

 

 

 

合理的とは?

 

 

以下5つの基準のことを指します。

 

①労働者の受ける不利益の程度
②変更の必要性
③変更後の内容の相当性
④労働組合等との交渉の状況

⑤その他の事情

 

 

 

なんとも抽象的ですあせあせ (飛び散る汗)

 

 

 

法律なので、

抽象的になるのは

仕方ないのかもしれないのですが、

合理的の定義が漠然と

しています。

 

 

 

 

さて、ここからが本題です。

 

 

 

労働条件を下げるような場合、

この話を総務や人事を担当している

社員の方が対応する場合が多いと

思います。

 

 

 

で、よく起こる問題が、

 

 

 

社員の同意を得るのが

大変なんです・・・・

 

 

なかなか理解してくれなくて・・・・

 

 

 

 

こういうことで

総務人事の方が

よく頭を悩ませます。

 

 

 

 

じゃあ

こんな時に

どうすればいいか?

 

 

 

総務人事の人も

悩まれてしまいます。

 

 

 

 

ここからは

私の考えです。

 

 

 

労働条件を下げるような場合、

 

まずは

 

社長自らが全社員に

 

 

なぜ

下げないと

いけないのか?

 

 

社長の想いを

伝えること。

 

 

 

 

これが

とてもとても大事です!

 

 

 

会社を実際に経営している社長

 

 

雇われている総務人事の社員とでは

 

 

 

 

想いの強さが

まったく違います!

 

 

 

社長だって

社員の労働条件を下げたくは

ないのです。

 

 

 

でも

下げないといけない事情がある。

 

 

 

これを

社長の口から

聞くことで、社員さんが

共感を持ってくれるように

なります。

 

 

 

もちろん

完全に納得はしていないかも

しれません。

 

 

 

だけど

 

 

社長がそこまで言うなら・・・・

 

 

仕方ないと

同意してくれる

可能性も高まります。

 

 

 

そして

会社がよくなるために

 

 

自分達にできることは何か?

 

 

これを

真剣に考えるように

なってくれるかもしれません。

 

 

 

社員ではなく

社長が自らの口で想いを伝える!

 

 

 

 

だから

社員の心が動きます。

 

 

 

特に

労働条件の変更のような

社員の生活に関わるようなことは、

社員さんも敏感になります。

 

 

 

だからこそ

社長が社員全員に

訴えかけることが必要なんです。

 

 

 

社員のためを想うなら

 

 

最初は

社長の想いを伝えること!

 

 

 

ここから

始めてみてください。

 

 

 

決して

総務人事の方に

任せ切りにならないで

ほしいと思います。

 

 

 

社長が

関わるから、

話すから、

想いを伝えるから、

解決できることは多くあります。

 

 

 

人の問題は

法律問題だけでは

決して解決しません。

 

 

 

例え解決しても

同じことがすぐに

起こります。

 

 

それどころか

もっと大きな問題が

起きるかもしれません。

 

 

 

社長も

人の問題は

めんどくさいから

ついつい総務人事の社員さんに

任せきりになってしまいがち

なのですが・・・・

 

 

 

ここは

総務人事の社員さんに

任せきりにするのではなく、

 

 

まず最初は

社長自らが

社員さんと真正面から

向き合っていただきたいと

思います。

 

 

 

ご参考までに

 

 

 

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矢印上下

 

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