2019.01.13
人間関係を変えて
売上を上げる方法 Vol.1073
チームビルディングで
人間関係を変えて売上を上げる!
組織づくりコンサルタントの
初瀬川です。
残業代が減ると
困るんです・・・・・
今日はそんな話です。
ここ数日
長時間労働対策について
書いています。
この連休は
このネタでいこうかな・・・・
さて、
前回2回にわたって
書いてきた内容は
どちらかというと
「経営者目線」での
残業対策の話でした。
今日は
「労働者目線」での
話を書いていきます。
長時間労働が
健康被害を引き起こし、
効率も上がらないことは
理解できたけど・・・・・
でも・・・・
残業をしないといけない現実もある!
こう思う人も
いるのではないでしょうか?
なぜか?
生活していけなくなるからです!
つまり
残業代を
生活費として組み込んで
生活をしていっているから、
残業をやめたくてもやらないといけない
理由があるわけです。
経営者からしたら
「無駄な残業代」だとしても
労働者からしたら
「大事な残業代」になります。
両者にある
このギャップを解消しない限り
残業対策をおこなっても
労働者側からの不満が
多くでてくるかもしれません。
行動経済学の
プロスペクト理論では
人は利得と損失であれば
損失のほうが重大に見えてしまうと
言われています。
損失は利得の1.5~2.5倍重大に感じるそうです。
この図のように
利得と損失が同じ60の状態では
満足が35、不満が80と
人は不満のほうを強く感じてしまいます。
つまり
残業対策により
空いた時間で今まで
できなかったことをやるという
「未来」の利得よりも
今もらっている
収入が減るという「現実」の
損失のほうが嫌なわけです。
まずは
ここを解決しないことには
残業対策を進めていくことは
難しいかもしれません。
じゃあ、
どうするのか?
ここが
気になるところだと思いますが・・・・
方法の一つとしては
今ある収入を
下げない給与体系にする。
要は
今まで残業をして稼いでいた残業代分を
残業をしなくてもその分を支払うという
給与設定にすることです。
そんなことしたら
人件費が増えるじゃないか!
経営者は
そう思うかもしれません。
だけど
考えてみてほしいのです。
長時間労働は
生産性を悪くしているわけです。
結果として
様々なデメリットを生んでいる
可能性があります。
だけど
会社の生産性があがり、
社員も喜ぶ組織風土を作れるとしたら
どうでしょう?
今ある収入が
変わらないのであれば
早く帰ったほうがいいと考えるでしょう。
早く帰るためには
どうやればいいのか?
自ら自分達で考えるでしょう。
早く帰れて給料がいい!
労働条件が良くなれば
この会社にいたいと思い、
離職も減るでしょうし、新たな採用にも
繋がるでしょう。
会社としても
現場のムダがなくなり、
生産性の高い仕事に社員が取り組むようになれば
会社の利益はあがります。
会社も労働者も
いい方向に向かっていくことができます。
これは
一つの例ではあります。
だけど
働き方改革とは
こう考えていくものだと
私は思います。
目先の対策や
目先の損得だけを考えて動けば
きっとうまくいきません。
今は損をするかもしれない・・・・
だけど
数年かけて
会社も労働者も満足できるような
組織づくりを行っていく
長い時間軸で
考えていくことが
働き方改革には求められています。
長時間労働対策って
今あるものを「見直す」
本当にいい機会です。
確かに
強制的ではありますが
未来永劫続く会社づくりをしていくと
考えていけば、これはチャンスです!
ある意味、
国から尻を
叩かれていますからね。
会社も
労働者も
双方がうまくいくために
どうしていけばいいのか?
この機会に
じっくり向き合ってみては
どうでしょうか?
あ、
賃金体系の変更については
社会保険労務士に相談してから
行うことをオススメします。
賃金の変更は
法律の絡みもありますからね
ご参考までに
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