2019.04.04
人間関係を変えて
売上を上げる方法 Vol.1154
チームビルディングで
人間関係を変えて売上を上げる!
組織づくりコンサルタントの
初瀬川です。
今日は
所属している会で
「割れ窓理論」の話を聞きました。
割れ窓理論とは?
割れ窓理論とは
次のような説である。
治安が悪化するまでには
次のような経過をたどる。
建物の窓が壊れているのを放置すると、
それが「誰も当該地域に対し関心を払っていない」
というサインとなり、
犯罪を起こしやすい環境を作り出す。
ゴミのポイ捨てなどの
軽犯罪が起きるようになる。
住民のモラルが低下して、
地域の振興、安全確保に協力しなくなる。
それがさらに環境を悪化させる。
凶悪犯罪を含めた犯罪が
多発するようになる。
したがって、
治安を回復させるには、
一見無害であったり、
軽微な秩序違反行為でも取り締まる
(ごみはきちんと分類して捨てるなど)
警察職員による徒歩パトロールや
交通違反の取り締まりを強化する。
地域社会は警察職員に協力し、
秩序の維持に努力する。
などを行えばよい。
ウィキペディアより
つまり
今目の前で起きている犯罪だけを
取り締まっても、その土地の治安は
一向によくならない。
そもそもの原因、
この場合、
建物の「割れた窓」を
修繕することで、治安がよくなる。
これは
まさにシステム思考の話です。
システム思考とは?
多様な視点から全体を理解し、
要素の関係や組み合わせから
問題解決を考える方法のこと
そして
システム思考を考えるうえで
必要なのが、氷山モデルです。
これが
氷山モデルのイメージ。
↓
例えば、
1.政治家の政務活動費の
使い込み問題
(できごと)
2.同じような事例での使い込み
(パターン)
3.それが容易に
できてしまう役所の仕組み
(構造)
4.使ってもバレないという思い込み。
みんなやっているという思い込み。
(メンタルモデル)
これを
会社のプロジェクトで
例えるとしたら・・・・
1.プロジェクトの遅れで怒られる。
(できごと)
2.遅れるのは
このプロジェクトに
限ったことではない。
(パターン)
3.そもそも
会社をあげてのプロジェクトなのに
部署間の摩擦により進行が遅れてしまう。
(構造)
4.部署同士が協力するなんて
無理だと思っている。
(メンタルモデル)
こんな感じで、
日々起こる問題には
出来事
↓
パターン
↓
構造
↓
メンタルモデル
と奥深く
つながっています。
割れ窓理論も
建物の窓が割れているから
何をしても大丈夫だろうという
メンタルモデル(人のもつ前提)から
問題が引き起こされています。
この問題を
解決するには、
今ある犯罪(出来事)だけを
直してもダメなんです。
出来事だけを直しても
またすぐに同じ「パターン」が
起こります。
そもそもの
「構造」を変えないと
問題は解決しません。
ここでいう「構造」とは、
建物の窓ガラスを修復すること
これが
構造を変えることです。
一見つながっていないことでも
問題が起き始めたルーツを探っていくと
つながっていることは
往々にしてあります。
結局
何を言いたいのかいうと
物事や人の
問題を解決するときには
起きている出来事だけに
アプローチしても解決しない
ということです。
その問題を
引き起こしているのは
そもそも一体何が原因なのか?
まずは
問題を引き起こしている「構造」を
分析して、つきとめていくことから
始めることです。
書いているうちに
難しくなってしまいました・・・・・
ご参考までに
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