2019.02.16
人間関係を変えて
売上を上げる方法 Vol.1107
チームビルディングで
人間関係を変えて売上を上げる!
組織づくりコンサルタントの
初瀬川です。
自分で考え、行動する
自律した社員を目指すには・・・!?
今日はそんな話です。
今週、
二日間、新入社員研修で講師を
させていただいたのですが、
その時に
ある参加者の方が質問を
してこられました。
自分の強みって
これだと思っているんですが、
それって控えたほうが
いいんですか・・・・?
こんなご質問です。
その方の思う
自分の強みとは、
自ら積極的に発言し、
周りをひっぱっていくこと
こうおっしゃっていました。
自分の強みを
はっきりと言えることって
なかなかできないので、
とても素晴らしいと関心しました。
ただ
この方が思われたのは
自らが発言しようとするあまり
周りを置き去りにして
しまうのではないか?
ということだったそうです。
今回の研修は
グループでのワークが多く、
カリキュラムの中には
チーム全員が協力しないと
回答がだせないワークも
ありました。
チーム全員が協力するには
全員が発言しないと
いけないわけです。
そういうワークですからね。
ただ、
誰しもが自分の意見を
積極的に言える人なわけでは
ありません。
言いたくても
言えない人もいます。
私も
もともとはこのタイプですね。
本当は発言しないといけないと
思ってはいるんです・・・・
だけど
その場の流れに
任せてしまうというか・・・・
大事なことなんだけど
場の空気を遮ってまで
言うのが怖い・・・・・
こんな感じです。
で、
その方は
自分が前に出すぎるあまり
周りの人が意見を言えない
状況を作ってしまっているんじゃないか?
だから
チームの意見を共有する場合は、
あえて自分の発言を抑えたほうが
周りから意見がでるのでは?
と思ったそうです。
だから
冒頭の質問をしてこられました。
その質問に対しての
私の答えは、
自分の強みを活かしながら、
チームの意見を引き出すには
○○さんはどうしたらいいと思いますか?
質問を質問で返しました。
まずは
相手に考えてもらうということを
やりました。
そのうえで
自分なりの答えを
考えてもらったうえで
私なりのアドバイスをしました。
この研修のテーマのひとつに
自分で考え、行動できる
自律した社員を目指す
がありました。
そのテーマにそって
考えていただくように
質問しました。
強みを活かすほうがいい?と
聞かれれれば、そのほうがいいと
応えるのは簡単です。
だけど
大事なのは
「正解」がないことに対して
自分なりの考えをもって
決めることです。
仕事の現場では
必ずこうだ!といったことばかりでは
ありません。
むしろ
答えがないもののほうが多い。
イレギュラーなことが
突然起こるのが仕事の現場です。
だからこそ
自分なりに考え、決めるという
ことが重要になってきます。
そのためにも
自分で考えてもらうという
プロセスがマネジメントでは
とても重要です。
今回も
一旦考えてもらい、
自分なりの考えをもってもらったうえで
私なりの考えや経験をお伝え
させていただきました。
今回の
私が行ったプロセスは
仕事の現場での上司部下のやり取り
そのものです。
自主的に動く社員を育成したい・・・・
こう思っているのであれば
「考える」「決める」のプロセスを
まずは部下に行ってもらうことです。
そのうえで
上司としての意見を
アドバイスする。
この「仕組み」を
ぜひ知っておいていただければと
思います。
ご参考までに
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