人間関係を変えて

売上を上げる方法　　　Vol.９８８

 

 

チームビルディングで

人間関係を変えて売上を上げる！

組織づくりコンサルタントの

初瀬川です。

 

 

 

新人が辞めるのは

なんでなのか？

 

今日は

そんな話です。

 

 

先週は

青年会議所の事業で

市や県の行政の方々との

意見交換会に参加しました。

 

 

各テーマにそって

グループディスカッションを行うという

形式での意見交換会でした。

 

 

私がいるグループでは

 

 

学びや働きやすい環境を作っていくには？

 

 

こんなテーマで

グループディスカッションを

行いました。

 

 

 

その話の中で

 

 

 

こんな質問がでました。

 

 

 

経営者であれば

気になる質問ですよね。

 

 

 

 

この答えについてですが、

 

 

 

 

 

私は

こう思っています。

 

 

 

そして

この状態を生み出しているのは、

 

上司となる人たちの

マネジメント能力が

不足しているからです。

 

 

 

マネジメントというと

範囲は広いですが、

 

 

部下に質問をして行動してもらうスキル

 

 

部下の意見を聴くためのスキル

 

 

部下を承認するスキル

 

 

部下の行動に対して

フィードバックするスキル

 

 

等々

 

 

例えば

こういったものです。

 

 

 

今、上司となっている人達って

30代後半～50代の人達が多いと思います。

 

 

私も体験しましたが

就職時は就職氷河期と言われ、

なかなか就職できない時代でした。

 

 

 

苦労してはいった会社です。

 

 

上司に何を言われようと

考え方が合わなくても

そこで一生懸命働くしかなかったわけです。

 

 

だから

今まで続いている。

 

 

 

 

だけど

今の時代はどうでしょう？

 

 

完全に売り手市場です。

 

 

応募者が

会社を選ぶ時代です。

 

 

はいっても

自分に合わなければ

次にいけばいいと考えてしまう。

 

 

加えて

人が持っている価値観も

大きく変わってきました。

 

 

 

お金よりも休みがほしい。

 

 

自分のプライベートを

大切にしたい。

 

 

無理してまで働きたくない。

 

 

等々

 

 

少し前とは

世の中の状況が違う。

 

 

それなのに

人を受け入れる会社の体制は

ず～っと変わらないまま。

 

 

そりゃ

新人がはいっても

辞めていきますよ！

 

 

つまり

現在会社にいる人の

マネジメント能力をあげていかなければ

この状態が解消することはありません！

 

 

 

だけど

社員のマネジメント能力を

教育していくのは、どうしても

後回しになりがちです。

 

 

 

なぜなら

すぐ結果がでないからです。

 

 

人の成長は

時間がかかります。

 

 

 

結果をだす人に育つまでに

最低でも１年～３年はかかります。

 

 

だから

お金をかけてまで

教育をしていこうと思わない。

 

 

だけど

視点を変えてみると

 

 

人を一人雇うのに

いくらお金かけてますか？

 

ということです。

 

 

 

 

採用にかなりの金額を

かけている会社もあります。

 

 

で、

苦労してお金かけて

やっとはいってくれた社員が

数か月でやめるとしたら、

 

 

その人にかけた採用費

 

 

辞めるまでの人件費

 

 

さらには

新しい人を雇うための採用費

 

 

いったいいくらのお金が

かかるのでしょうか？

 

 

こんなことを

繰り返しやるぐらいなら、

 

 

人が辞めない

組織風土にすることで

 

結果的には

採用にかかる費用も少なくなります。

 

 

 

人を採用することは

緊急的な課題でしょう。

 

これは短期的な課題です。

 

 

一方で

今いる人の

マネジメント能力をあげていくこと

 

 

これは長期的な課題です。

 

 

 

どちらにも

取り組んでいかなければ

 

はいっても

人がやめてしまう状況は解消しないし、

人にかかるお金も増え続ける！

 

 

悪循環は続いていきます！

 

 

 

人の採用だけに目を向けるのではなく、

人が辞めない組織にすることにも

目を向けていく！

 

 

これが

今の人不足を解消するために

必要なことです。

 

 

 

ご参考までに