Vol.１６６３(１１０)

 

脱！エースで４番

チームで売上アップさせる仕組み専門家

初瀬川です。

 

 

 

今日は

チームビルディングのコミュニティの

合宿１日目でした。

 

 

様々なテーマを勉強したのですが、

その中でも衝撃的だったのが

成人発達理論。

 

 

 

 

 

 

名前だけ聞くと

難しい話ですが

 

 

 

要は

成人しても成長していくために

必要なことをロジカルに

説いてくれている学問。

 

 

 

 

今回

チームビルディングの師匠が

 

人の成長や組織の成長について

これをコンサルティングの現場で活かすには？

 

こんなテーマで

話してくれました。

 

 

 

その中で

わかりやすかったのが、

 

 

ごはんと茶碗の話。

 

 

 

ご飯は茶碗に盛って

食べますよね・・・・？

 

 

当たり前のことです。

 

 

 

で、

ご飯を多く盛ると

茶碗からこぼれそうになります。

 

 

 

その時に

考えるのが

 

 

 

 

 

 

まあ、

こんな感じでしょう。

 

 

 

ここでいう

 

 

ごはんが

「意識内容」

 

 

器が

「意識構造」

 

 

 

意識内容とは

知識、経験、感情、洞察、直感のことを

指します。

 

 

意識構造とは

意識内容をおさめる器のことを

指します。

 

 

 

簡単に言うと

 

 

意識内容が「人」

 

 

意識構造が「仕組み」

 

 

と考えるとします。

 

 

 

会社では

「仕組み」をつくることに

意識を向けます。

 

 

先ほどの

茶碗という

「器」を広げることに

あたります。

 

 

 

これは

器を先に作ることで

人の成長を促すためにと

思ってのことなんだけど・・・・

 

 

 

でも

先に器を広げても

中にあるご飯の量が変わらなければ

器を広げた意味がないと思うのと

同じように、

 

 

 

仕組みをつくっても

組織の中にいる人たちは

今まで通りのほうがいいと思ってしまう・・・・

 

 

 

「必要性」を感じないんです。

 

 

だから行動が変わらない。

 

 

 

例えば

人の成長と適正な評価をするために

人事制度を導入しても

 

まったく機能せず、

成長どころか、評価も

ギリギリで行う始末。

 

 

 

制度導入が

意味のないものになってしまう・・・

 

 

 

だから

大事なことは

まずは「中身」を増やすこと。

 

 

 

つまり

器を先につくるよりも

ドンドンとやることを

詰め込むこと。

 

 

 

そうすると

そこにいる人たちは

今の仕組みでは対応できないと

そこにいる人たちが意識することで

「器」の必要性を感じます。

 

 

 

そこで初めて

器、つまり仕組みをつくることで

人が成長をしていきます。

 

 

 

要は

成長のために

必要性を感じないものをつくっても

成長はしないということ。

 

 

 

それよりも

いっぱいいっぱいになり

器の必要性を感じ、

自分たちで器を作り上げるからこそ

成長をしていくことができる。

 

 

 

だから

人の成長に必要なことは

「仕組み」ではなく、

「やること」をドンドンと与えること

 

 

 

「器」は

「ごはん」をいっぱいに盛れば

必然的に広げようと思いますからね。

 

 

 

今日もありがとうございました。