2019.10.03
人間関係を変えて
売上を上げる方法 Vol.1287
チームビルディングで
人間関係を変えて売上を上げる!
組織づくりコンサルタントの
初瀬川です。
クライアントの
コンサルティングをしていると
会社で行われている
「ある傾向」が見えるときがあります。
それは
つるし上げ状態を作ってしまう
ことです。
つるし上げ状態とは?
みんなで決めたことが
出来ていない人を
みんなの前で叱ることです。
これをやってしまうと
やらされた人のモチベーションは
一気にダウンします。
そうすると
今度は反発しだし、
なおさらやらなくなります。
これを
つるし上げ状態といいます。
でも
この時の上司の気持ちも
わからなくはないです。
みんなやっているのに
一人だけやっていないのは
明らかにその人がさぼっているだけだろ?
みんなの前に
さらすことでやるようになるだろう!
こう思ってしまうのも
仕方のないことかもしれません。
なので
ここではずばり二つの
やり方をオススメします!
一つは
みんなの前では
原因分析をしない!
誰が悪い?
誰がやっていない?
こういった原因の分析を
みんなの前でやると
犯人探しやつるし上げになってしまうので
言われた本人もモチベーションがダウンし、
チームとしての雰囲気も
悪くなっていきます。
なので
チーム全体で改善していきたい時は
原因分析をしない!
なぜしないのか?
ではなく、
どうすればできるようになるか?
ここにスポットを
あてて話し合いをしていくことです。
過去ではなく
未来をみていく感じです。
これを行うメリットは
過去の話ではないので
特定の人を犯人探しやつるし上げに
ならずにすむこと。
結局のところ
みんなで決めたことを
みんなが進めていくようにするためには
誰が正しくて、誰が間違っているかは
さほど関係ありません。
それよりも
チーム全体が
決めたことをみんなが
実践することのほうが大切です。
だから
原因分析をするのは
チームで何かをするときには
逆効果になってしまいます。
そして
もう一つ。
それは
上司として
どうしても目にあまることが
あるとすれば
個別に面談の機会を設けて
1対1で伝えてあげることです。
チームのメンバーの前では
言いにくいこと、虚勢をはっていたことも
1対1になると本音を
話してくれるようになります。
緊急時の個別面談です。
この時の面談で最も大事なのは
周りに及ぼしている影響を
本人に自覚してもらうことです。
そのためには
例えば
① 客観的事実をそのまま伝える
② 上司の主観を伝える
③ 本人の意図や思いを聞き共感する
④ 特定の具体策を提案する
⑤ 代替え案を提示する
こんな流れで
面談を行うと効果的です。
① ○○がないです。
② ○○がないので、私は困っています
③ ○○しないのには、なにか理由がありますか?
④ どうやったらやりたいと思えますか?
ちなみにこんな方法はどうでしょう?
⑤ もし難しいならこんな方法はどうでしょうか?
①と②では
起きている事実、
上司の気持ちを伝えます。
③では
部下にも「やらない理由」があるはずなので、
まずは共感しながら話を聞く
④では
できることを考えてみる。
何もでてこなければ
上司側からの提案をしてみる。
⑤では
④が難しいようであれば
代替え案を考えてみる。
こんな流れです。
特に
本人に自覚させるためには
①、②、③は重要です。
自覚させることで
次の行動を起こすことができますから。
原因分析をしない
個別に面談する
この2点を
うまく使うことで
チームとして決めたことが
進んでいきます。
ご参考までに
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