人間関係を変えて

売上を上げる方法　　　Vol.１２４０

 

 

チームビルディングで

人間関係を変えて売上を上げる！

組織づくりコンサルタントの

初瀬川です。

 

 

 

組織のレベル感に応じた

マネジメントをしていますか・・・？

 

 

今日はそんな話です。

 

 

 

クライアントさんの

会議支援の仕事を行わせていただくときに

よく感じることがあります。

 

 

 

それは・・・・

 

 

なんでもみんなで

決めようとしてしまうことです。

 

 

 

確かに

みんなで決めることは

大事なことです。

 

 

 

その場にいる人が

物事を決定する場で

自分の意見を言う。

 

 

 

その意見が

たとえ採用されなくても

物事が決まる過程に参加していることで

決まったことを「納得」できるように

なります。

 

 

 

 

なので

みんなで「話し合う」ことは

いいのですが、

 

 

 

ただ・・・・

 

 

 

その組織の成熟度は

どの程度のレベルであるのか？

 

 

ここが

抜け落ちている場合が

とても多いんです。

 

 

 

今の自分のいる組織は

どの程度のレベルなのか？

 

 

 

この視点が

抜け落ちてしまっては

いくらみんなで話し合っても

 

 

話はしたけど

重要なことが決まらない・・・・

 

 

決まっても方向性が

おかしい状態で終わってしまう・・・・

 

 

なんてことが

起きてしまいます。

 

 

 

これを回避するためには

自分の組織の「今」のレベル感を把握する

必要があります。

 

 

 

じゃあ、

自分のいる組織のレベル感って

どうやって見極めるのか？

 

 

ということですが、

 

 

 

大きく分けて４段階で

見分けます。

 

 

 

第1段階

未成熟な領域

 

意欲は高いが、

知識、スキルが低い

 

 

 

第2段階

準未成熟な領域

 

意欲も低くなり、

知識、スキルも低い

 

 

 

第3段階

準成熟領域

 

知識、スキルは伸びつつあるが

いまだ成果が低い

 

 

 

第4段階

成熟領域

 

知識、スキルも高く

意欲も高い

 

 

 

この中の

第1段階や第2段階は

組織が未成熟な領域であるため

知識、スキルが不足しています。

 

 

つまり

組織の中に知識やスキルといった

リソースがない、もしくは少ない状態です。

 

 

この状態では

みんなで話し合うのはいいですが、

話し合う方向性や決定といったことは

みんなで行うのではなく、

幹部や経営者が決めます。

 

 

そうすれば

戦略が誤った方向に

いかなくて済みますし、

 

決定に時間がかかりすぎるということも

回避できます。

 

 

社員に自立性をもってもらおうと

社長が決定するのではなく、

社員に話し合って決めてもらったほうが

いい方向にいくと思っている

経営者や経営幹部は多いと思います。

 

 

 

その考え自体は

誤りではないのですが、

 

その組織にいるメンバーの

成熟度やリソース(知識やスキル)が

ちゃんとあるのかどうかということを

すっとばしてしまうと大変なことに

なります。

 

 

 

組織のレベルが

第３段階や第４段階に

いるのであればそれも可能ですが、

 

第１段階や第２段階のレベルで

意思決定までも社員の決定に任せて

しまうというのは問題があります。

 

 

 

組織のレベルが低くても

社員の自立性を促したいのであれば

意思決定の場に参加させて

意見を言える状況をつくるだけでも

大丈夫です。

 

 

 

なんでやるのか？

 

 

 

やることの目的について

「同意」ではなく、

「納得」できるのであれば

社員は自立的に動けるようになります。

 

 

 

ここを

同意でないといけないと

思っているから、重要なことの

意思決定までも、レベルが低いままに

任せてしまうのです。

 

 

 

自分の組織のレベルは

どの程度のものなのか？

 

 

意思決定に

社員を参加させるのであれば

まずは組織のレベル感を

確認してから進めるといいでしょう。

 

 

 

ご参考までに