2019.06.15
人間関係を変えて
売上を上げる方法 Vol.1213
チームビルディングで
人間関係を変えて売上を上げる!
組織づくりコンサルタントの
初瀬川です。
組織の
学習のインフラの場を
どうやって作っていくか?
前回のブログで
組織が成長するための
インフラのイノベーションについて
書きました。
組織として
継続して学習するための場を
いかにつくっていくか?
人材育成のための
単発な研修を
年に数回繰り返す程度では
「常に流れていない」
つまり
学習のための「インフラ」がないから
人材が成長せず、
組織としても成長しない。
研修をうけたけど
効果がなかったというのは
その組織に学習を継続するための
インフラが用意されていないからです。
こんな話を書きました。
とはいえ
学習のためのインフラの場って
どうやって作るの・・・・?
と思うかもしれません。
今日は
このことについて
書いていきます。
結論から言うと
学習者
つまり組織に属するメンバーが
自身のもつ課題に対して
常に考える場を設けること
これが
学習のためのインフラの場です。
そんな場を
普段の仕事の中で作るとしたら
一番やりやすいのが
継続して
「個人面談を行う」ことです。
代表的な事例として
YAHOOが行っている
1on1ミーティング。
ネットで
調べると下記のような記事が
でてきます。
↓
ヤフーの1on1ミーティングは
原則として週1回、30分程度かけて行われいる。
1on1は文字通り、
上司と部下による1対1の対話であるが、
多くの企業で行われる「業績面談」などとは、
大きく異なっている。
ヤフーの1on1は「部下のための時間」と
明確に定義づけられている。
毎週1回、30分の対話は、
基本的には部下が自分の考えを
話すことで進められる。
上司は、
なかなか言葉にならない
部下の思いを引き出す努力はするものの、
結論を先取りしたり、決めつけたりはしない。
その30分で上司は部下の業務の進捗確認を行い、
また問題解決をサポートする。
これが1on1の最大の狙いであり、
話を通して部下の目標支援と成長支援を行う。
↑
常に
学習者自身が
課題について向き合い、考え、
そして実践する場を設けている。
これは
評価目的の面談ではなく、
部下育成、人材育成のための面談です。
ヤフーは毎週やっていますが、
さすがに毎週は無理でも
月に1回は個人面談の時間を設けることで
学習するインフラの場を作っていくことが
できます。
これは
学習するインフラの場をつくる
ひとつの例ですが、
これを毎月
継続していくから
学習者が成長していきます。
また
これを
チーム形式で行うこともできます。
それが
アクションラーニング。
アクションラーニングとは、
グループで現実の問題に対処し、
その解決策を立案・実施していく過程で生じる、
実際の行動とそのリフレクション(振り返り)を通じて、
個人、そしてグループ・組織の学習する力を
養成するチーム学習法のことを言います。
チームで目指すべき目的を作り、
その目的を達成するためのチーム目標を設定し、
チーム全体で取り組んでいく
チームで取り組むことで
必然的にコミュニケーションの量が
増えます。
そして
月に最低1回は
全員の意見を共有する場をつくることで
メンバー間の相互信頼、相互理解が進みます。
チームで行動し、
チーム全体での振り返りを
繰り返し行うことで
個人、チームとしての
学習が進んでいきます。
チームで1on1ミーティングを
やっていくイメージですかね。
仕事は
一人で完結するものは
ほとんどありません。
必ず誰かの助けが
必要になります。
アクションラーニングは
日々の業務に直結した課題に対して
目的や目標を作っていくので、
アクションラーニングに取り組むことで
「チームとしての学習」が進んでいき、
結果として
チームの他の仕事にも影響を
与えていくようになります。
まとめますと
個人であれ、
チームであれ、
繰り返し、
継続して学習し続ける仕組みを
日々の業務の中でいかに作っていくか?
ここが
組織が成長するための
学習するインフラをつくるために
必要なことです。
そして
これからの組織づくりには
絶対に欠かせないことです。
ご参考までに
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