2020.05.08
100年続く会社づくりに
挑戦し続ける方法
Vol.14670
チームビルディング×人事制度×経営数字の
「3つの仕組み」で100年続く
企業創りに挑戦し続ける!
炎の組織づくりコンサルタントの初瀬川です。
現場が追い付いていませんけど・・・・!?
今日はそんな話です。
今年のGWは
どこにも外出できないのと
雇用調整助成金のための準備として
クライアント先の4月分の給与計算や
給与チェック等でほとんど仕事をしていた
GWでした。
さて、
この雇用調整助成金ですが、
今月来月が申請のピークになります。
そのために
先月からせっせと資料づくりの準備を
していたのですが・・・・・
雇用調整助成金の制度が
変わる変わる・・・・
こんなに短期間で
制度が変わるのって初めてです。
もともと複雑な制度である
雇用調整助成金
それを
手続きが複雑だからといって
簡素化しようとあれやこれや
修正がはいっているんですが、
この修正がかえって
制度をより複雑にしてしまったというのが
現状です。
多分
厚生労働省のこの制度を
つくっている担当の人も
頭抱えていることでしょう。
上からの命令のままに
修正を加えるしかないのかも
しれませんね。
これ
少し前に書いた
もぐらたたき理論状態です。
もぐらたたき理論とは?
その正体は
このブログでも
ちょくちょく書いている
システム思考の「氷山モデル」の話です。
システム思考とは?
多様な視点から全体を理解し、
要素の関係や組み合わせから
問題解決を考える方法のことです。
その中でも氷山モデルという考え方があります。
出来事
↓
パターン
↓
構造
↓
メンタルモデル
世の中の出来事は
氷山モデルにあてはめて
考えていくことができます。
もぐらたたき理論のブログはこちら
↓
もぐらたたきのように
その場その場の問題
つまり
「出来事」レベルを問題を解決してしまうことで
より「構造」が複雑になってしまう。
今回の
雇用調整助成金の制度変更が
まさにもぐらたたき理論を
体現してくれています
「構造」が変化してこまるのは
それを扱う「現場の人」です。
次から次へと
出来事レベルで変わるもんだから
現場も追いついていかない。
おそらく
雇用調整助成金の対応をする
労働局の人達も
全員がすぐに対応できていないので
質問をしても
人によって回答が違うということが
頻繁に起き始めているんじゃないかと
思います。
そうなると
今度は助成金の申請をした時にも
こんな感じになるんじゃないかと
想像してしまいます
今から怖いです・・・・・
「出来事」レベルの
問題ばかり着手すると
「構造」がドンドン複雑に
なってしまうんです。
それが
また新たな「出来事」を
呼び寄せてしまう・・・・・
だから
問題解決には
「出来事」に注目するんじゃなくて
「構造」に注目することが重要です。
今回の
雇用調整助成金の制度改正も
そもそも複雑な制度なんだから
その制度の根本から変えてしまう。
つまり
複雑な制度を簡単な制度に
時限的でいいので変えてしまえば
こんな複雑な問題にならないわけです。
問題解決は
出来事じゃなく、
構造に目を向ける!
これができない限り
本当の問題解決には
近づいていきません!
組織の問題も
ホントこれと同じことが
起きています。
つい最近も
この問題に直面しました。
それは
また次回にでも書きますね。
とにもかくにも
現場は大変なことになりそうです
ご参考までに
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