人間関係を変えて

売上を上げる方法　　　Vol.１４２７

 

 

チームビルディングで

人間関係を変えて売上を上げる！

組織づくりコンサルタントの

初瀬川です。

 

 

 

スタッフの仕事の出来栄えを

自分視点で見てませんか？

 

 

今日はそんな話です。

 

 

今月は

社労士事務所のほうで

かなり助成金申請の数が多い月で、

２月なのに忙しい時期となっています。

 

 

助成金申請の書類は

基本的にスタッフさんが

作成します。

 

 

私はそれをチェックする。

 

 

 

助成金申請時の資料って

最近はかなり量が多いんです。

 

 

残業代の未払はないか？

 

 

最低賃金は割っていないか？

 

 

時間管理を

どうやっておこなっているか？

 

 

就業規則どおり

運用されているか？

 

 

 

等々・・・・

 

 

申請時には

チェックがホント細かいので

こちらもプロとして

提出する書類にはすべて

根拠資料をつけて対応しています。

 

 

 

そうなると

資料も多くなっていきます。

 

 

 

資料が多いと

チェックする側も

けっこう大変なんですよね・・・・・

 

 

チェック作業は

どうしても間違い点を

見つけるものなので

できていない部分が見えるようになります。

 

 

 

できていない部分とは

私から見て「足りない部分」と

いう意味です。

 

 

 

私はこの仕事の経験が１０年以上あります。

 

 

対して

スタッフさんは

経験が２年～４年と

まだまだ経験も浅い。

 

 

そして

労働法のことも

私はお金と時間と経験を得て

今の状態になっていますが、

スタッフさんはこの部分はまだまだ足りていない。

 

 

当然なんですけどね。

 

 

 

でも

ついつい自分と同じレベルを

求めてしまうんです。

 

 

だから

できている部分より

できていない部分が

気になって仕方なくなり、

できていないことに腹がたつように

なります。

 

 

 

でもね・・・・

 

 

こういう時こそ

思い出すことがあります。

 

 

 

部下の仕事は

６割できていればＯＫ

 

 

ということ。

 

 

 

自分と違う人が作業するんだから

６割もできていればいい！

 

 

こう考えると

見方が変わってきます。

 

 

 

この作業を

一から自分がやるとなると

大変すぎる

 

 

とか

 

 

ここまでやってくれたから

間違いを探すことに集中でき、

チェックすることができた

 

 

とか

 

 

 

見方を変えるだけで

自分の思考も変わるし、

気持ちも変わってきます。

 

 

 

ニュアンスを変えると

 

 

「当たり前」が

「ありがたい」に変わる

 

 

とでもいいましょうか。

 

 

こう思えると

部下を認めることが

できるようになります。

 

 

 

でも

先ほども書いたように

最初は自分の視点から

抜け出せないことが多いと思います。

 

 

だから

私がそういうふうに思ったときは

 

 

まずは一呼吸置く。

 

 

すぐに部下に

思っていることを伝えない。

 

 

自分の中で

さっきの言葉(6割でOK)を思いだす。

 

 

出来ていないことより

出来ていることに目を向ける

 

 

 

私はこういうステップを

踏んでいます。

 

 

 

そうすると

自分の気持ちが

やんわりとなってくるのを

感じるんですよね・・・・

 

 

あ、

これは私の感覚なので

参考にはならないかもしれませんが

 

 

 

部下との関係性を築くスキルに

「承認」のスキルというものがあります。

 

 

 

承認にも

いろいろありますが、

その中に「経過承認」というものがあります。

 

 

簡単にいうと

 

部下の頑張っている過程を認める

 

 

うまくできたから

褒めるんじゃなくて、

日々頑張っている姿を認めてあげる。

 

 

今回のように

当たり前がありがたいに変わることで

経過承認をしやすい気持ちを

自分の中に持てるようになります。

 

 

 

これは

私の例ですが、

ついつい部下のできない部分を見てしまい、

それを口にだしてしまう人には

参考になると思います。

 

 

 

ご参考までに